子どもの主体性NEWS&FAQ
○ 大人が手や口を出しすぎると やる気を失う、甘えて反抗的にもなります。
- 高度なことや困難に向かっていく意欲は出にくいです。
- 指示がないと動かなくなります。人のせいにする様になります。
- 自分に自信・責任が持てなくなります。
- そこに支配が入るとストレスになったり恐怖心を植え付けたりすることになります。そうすると、子どもは、本当の自由の楽しみ方を知らないで育ちます。
- なので、口の大きな親・教師より、目と耳の大きな親・教師になりましょう。(よく観察して、見守って。よく話を聞いてあげましょう。子どもは安心します。安心すると心が強くなります。)
○ 子どもを心配するのではなく、子どもを信じることです。まかせることです。
- 児童生徒にどこまでも任せる、そうすると育ちます。自分で考え、行動することで、間違いを修正し「思考力」「判断力」「観察力」が育ちます。
○ 教科書に書いてある答えを求めてはいませんか?
解き方や答えを教えすぎていませんか?
○ この問題で、個々の児童がどう考えるか、どう解決しようとしているかを問うていますか。
○ 自力で思考し解決する用になるには、自力で考える力を付けていかないと難しいですね。
「やる気」が全てのエネルギー
- 本当の楽しみは「勉強」の先にあります。
- 結果を重要視しないで、プロセスをしっかりと見て、認めましょう。
〔量に着目するより 質(プロセスがその子の未来の力になること)に着眼しましょう〕
- 児童生徒の可能性の芽を摘まないことです。
(子どもの能力を伸ばすとき、大人が決めた規制・規則や固定概念がブレーキになっていませんか)
- 子どもは、自分でそうすると思ったら、「調整する」「研究する」「行動する」「あきらめない」そんな行動をとります。
- 夢や目標は、自分から「やってみて」「経験して」「考えて」から生まれます。
- 与えられた目標ではなく、自分の目標を立てるのです。誰のために頑張るのかです。
- 同じ内容でも声かけの違いやモノの見方の違いで、子どものやる気は変わってきます。
(やらされている から自分でやっていこう)
- 大人の好み都合で子どもを叱らないのです。(ねばならない、こうすべき等)
あなたにとって必要なことは? 本当の自分を活かすことです。
- 外国人から見ると日本は何でもできる国なのに、日本の子どもは何で夢がないの。
(心の豊かさって? 本当に日本人は、心が豊かになったのだろうか?)
- 偶発的、単発的な視点で見ず、継続的、系統的な視点で子どもを見ましょう。
- できないことにつけ込まず、今、できていることを受け入れましょう。 (認める・肯定する)
- 「できないこと」「分からないこと」は、なくてはならないものです。
- 「できないこと」「分からないこと」を叱ってはいけません。
子どもの意識を変えるには、大人が意識や視点を変えることなんです。
☆教科を教えるのではなく、「教科のもつおもしろさ」や「教科で学習する楽しさ」を子ども達が知るように仕組みましょう。
子どもの可能性と教師・大人の役割
子ども達の可能性を発見、伸ばしていくために、次の視点で子どもを見てみると今までの接し方が変わってきますよ。
- 小中学校の時代は、いろいろなことを体験し自分の興味関心、得意、不得意などを見つける時期なんだけれど、そこに支配が入るとストレスになったり、恐怖心を植え付けたりすることになりますね。
- 支配されて動くことや型にはめられて動くことは、自分で考えないのでとても楽なんだけれども、本当の自由の楽しみ方を知らないで育ちます。
自由の中で自分を活かしていくことの楽しみを知らないで育ちます。
- 子どもの可能性は、子ども自身では発見したり伸ばしたりすることは難しいので、大人がその可能性を見つけ伸ばしたりサポートしたりしなくてはなりませんね。
- 教師は、そんな子どもたちの可能性を見つけて引き出して行くことを仕事であると感じ、そこに生きがいをもつと子ども教師ともお互い進化がありますよ。
- 人は、それぞれが違っていて優劣は関係ないので、一律的に評価したり型に当てはめたりするのではなく、それぞれの特性に目を向けて可能性を導き出していくとおもしろいのではないでしょうか。
- 本来、学習は楽しいものである方がいいです。
勉強は失敗して学んでいくものです。失敗することに恐怖心を抱くと、自分の考えを述べることはなかなか難しくなります。それでは、学習に参加することはできないでしょうし、学習することは楽しくなくなるでしょうね。
- 日本では、決まっている答えには回答するが、答えが決まっていないことがらには、自分の考えを述べることが苦手ですね。つまり、自分として考えることや周りの状況を判断して答えることには、苦手が多いです。
- 自分の考えを述べる楽しさの中で、相手の意見も聞きながら、自分と比較してどこの視点で話していくのか、客観性を持って見つめることができるのか等を感じて会話する楽しさを味わってもらいたいと思いますね。
- 子ども達は、今の自分をどうしたいのか、国語では、この文章でどんな風に表現したいのか、どのような場面をどう伝えたいのかなど考えたことがあるのでしょうか。
- 現在の授業スタイルの中に子どもが、自分ならと意欲を持って活動できる場面が授業の中に存在するのでしょうか。
今一度、私たち大人はこんな視点で子ども達が学んでいる現状を考えてみませんか。
めざす子ども像とは
- 「自ら考え 意欲的に 実践する子ども」
- ・自ら考えるには…どんな手立てをお考えですか
- ・意欲的になるには…どのような取り組みをされていらっしゃいますか。文章を入力してください。
- ・実践しようとするには…どんな気持ちや覚悟が必要ですか
めざす学力とは
- 「確かな学力」の「学力」をどうとらえているの
- 私の経験上、人によって「学力」のとらえ方が違うようですね。
とらえ方が違うと取り組み方も違ってきますよね。
- 知識を伝える、教える事だけが学力と捉えれば、どんな展開になるでしょうか。
- 自らが間違っても良いので、考え、練り合い、違うことの楽しさを味わい、みんなと力を合わせて楽しむこととして学力を捉えると、思考力が拡大され、表現力の豊かさが増し、自分がもっている本当の力を発揮する活動が増えては来ませんかね。
つけたい力とは
- 「自ら考え 豊かに表現する力」
- ・自ら考えるには どんな環境 どんな場面 どんな体験が必要なの
- ・豊にとは どうとらえるの
- ・表現するには 型 内容 学習したことがらを どうするといいの
こんなことを考えていくと、今までの見え方も変わってきませんか。