元公立小学校 校長
中学、高校と吹奏楽部に所属すると共に、一般バンド(吹奏楽、管弦楽、軽音楽)にも所属して、プロと一緒に活動しながら演奏技術を磨く。
大学では、管弦楽団に所属しトランペットを担当。「小林研一郎氏、松尾葉子氏」の指揮のもとベートーヴェンの第9交響曲やドヴォルザーク交響曲第7番、イタリアのハロルド等を演奏。NHK交響楽団のトップ奏者や様々なプロとの共演を経験する。
小学校吹奏楽クラブを指導し、山口県大会連続金賞受賞、中国子ども音楽会では連続最優秀校受賞。西日本金管バンドフェスティバル、吹奏楽コンクール全国大会に出場する。
山口県民文化ホールいわくに(シンフォニア岩国)の設立準備のため、山口県企画部文化振興室の知事部局に出向し開館記念事業の企画を担当する。設立後、アーティストの招聘や演奏会、ホール運営の企画を行う。
県指定の「へき地複式センター校」において、児童が主体的に学習を進める研究を行う。
文部科学省指定「道徳教育研究校」において、児童が自己を深く見つめる研究を行い、自分の考えを豊かに表現する発表を行う。
課題を抱えたクラスを担任し、児童の主体性や自主性に重点を置いていくと、一人一人の力が発揮され輝きだして、クラス全体がまとまる事を数多く体験した。
音楽の授業では、児童の「思い」や「力」を大切にしながら「心の解放」に重点を置き、主体的に音楽に親しむ活動を多く仕組んできた。結果、歌声は明るく、人前でも一人で堂々と歌い表現する児童が増えた。
また、学校生活や日頃の生活のいろいろな場面で、自分を表現する態度が増え、自分を大切にし積極的に生き生きと活動する姿が増えた。
課題の多い学校で生徒指導主任を担当し、児童が「自己肯定感」を高め、主体的に活動するように子どもの特性を活かした体験活動に取り組んだ。そのひとつに文化ホールを借り切り、総合的な時間を利用し、子どもたちに全てをまかせた「オペレッタ」を上演した。結果、自己の良さに気付き、心豊かな児童へと変容した。保護者や地域、教師の子どもに対する見方が変わった。学校全体が落ち着きを取り戻した。
山口県教職員の小学校音楽研修講座、小学校初任者研修講座、小学校10年経験教諭研修講座等の講師を務める。
県内外の小学校や中学校、高等学校の音楽授業や合唱、金管バンド、吹奏楽部の指導を数多く行う。
吹奏楽の一般バンド(小学生から大人まで)を立ち上げ、20年間、音楽監督を務め指揮者として合奏指導を行った。この間、多くのプロの方々に指導していただいたり、コラボレーションを行った。